2017-01-01から1年間の記事一覧
先日ご縁あってイタリアの時計ブランドLOCKMAN銀座店の オープニングレセプションに伺いました。 イタリアのブランドということで、本社からいらっしゃった方々をはじめ 女性はロングドレス率も高く、会場の雰囲気からして、どう見ても着物アウェーな 感じが…
昨日は、ご縁あって地唄舞の会へ。職業柄、今までに日舞へのお誘いもたくさん頂き色々と拝見して来ましたが、地唄舞は初めてでした。解説によると、日本の古典舞踊には、舞と踊りがあり、この地唄舞は地唄に合わせて「舞う」もの。その特徴は少ない動きと抑…
今年は、夏らしい夏というのがあまりなくて、そのまま9月に突入。 もうすっかり秋の気配が感じられるようになりましたね。 私はいつも、6月の単衣にはなるべく爽やかな色合いのものや 生地もサラッとした風合いのもの例えば塩沢紬などを着て、 9月には、…
浴衣の季節真っ盛り。 毎週のようにあちらこちらで花火大会が開催され、 色とりどりの自慢の浴衣で歩く人達を見ると、この業界に関わっている ものとして、とても嬉しい気持ちになります。 そんな中で、浴衣の着方としていつも聞かれるのが、 「衿が上手く抜…
先日、若いお友達の結婚パーティに出席させていただきました。 年齢を重ねてくると、こういったパーティにお招き頂くことも 少なくなってきて、久しぶりにとても暖かな嬉しい気持ちになりました。 で、こういう集まりの前に必ず気になるのが、ナニを着て行く…
私は常日頃から、創り手の方には「イイものを創る」という事と、後継者を育てる という事に専念してもらいたいと思っています。そして、それができる環境を整え 創っていくのが私の使命であると考えています。 で、そんなお話を先日ある作家さんとしていたの…
こういう仕事をしているとよく、 「毎日着物を着ているのですか?」と聞かれることがあります。 以前、着付けの学校で働いていた頃は、もちろん着物で出勤して 毎日が着物の生活だった時もありました。でも今は、仕事によっては着物を着ない方が良い時もあっ…
今、比較的若い世代中心に、「抜襟」(ぬきえり)というのが流行っています。 私がこれを初めて知ったのは、某ブランドのテレビCM。 大きめのシャツの襟を後ろにズラして首から離し”抜いて”着るスタイルなんですが、 ネットには、抜襟ファッションのコーデ…
本日、渋谷からの帰りの電車の中で出会った3人のマダム。 一人は、推定年齢70代。 白のレースのワンピースにベーシュのスネークのパンプス。 アクセサリーは、グレージュの柔らかめのバッグの金具に合わせてリング、イヤリング、そしてブレスまで、夏らし…
先日、母の実家から「家を改築するので着物や帯を何とか整理して欲しい」とお呼びが掛かりました。早速、母と2人で馳せ参じることとなったのですが、実はこの母の実家というのがそもそも女系の家。祖母と長年住んでいた姉妹4人分のコレクション?の数は相…
よく、ファッション雑誌などで見かける、「ワードローブ」という言葉。 そもそもの意味は、洋服ダンスという意味なんですが、ファッションの言葉で言うと、衣服の計画、つまりは、具体的な組み合わせを考えたり、またそれに伴う手入れ、保存、管理を含めて、…
新緑の眩しいこの季節。 こういう仕事をしているので、各種レセプションやパーティーなどにお招きいただくことも多く、それが毎日続くということもしばしば。 そういったお席には、もちろん着物でお伺いするのですが、朝からお昼間にかけては仰々しい姿が不…