そろそろ桜はじめ。
毎年この時期になると、天気予報では桜前線が発表されますが、
それと同時に気になるのが、
「桜の模様って、いつからいつまで着られるんですか?」ということ。
いわゆる、着物における、桜問題です。
この点について、All Aboutの記事でも何度も書いているように、
(桜柄の着物は1年中着られるって本当?マナーとコーデ [着物・着付け] All About)
着物をファッションと捉えるならば、季節先取りの法則。
もっとも、宇野千代さん式に行けば、桜は年中着てもOKということにも
なるんですが。
これって、桜だけの問題ではなくて実は着物のように、四季を映すことの多いものについては、同じような問題があるんですね。
早すぎず遅すぎず。
「粋とは」すなわち、引きの文化であるのだと思うのです。
ということで、桜を季節ものとして着るのなら、お雛様の顔を拝見し終わった頃から、
ハラハラと舞い散る桜の花びらが花見酒を揺らす頃まで、すなわち、
今。
まさに旬。