ドコにナニを着ていくか問題を考える 〜着物アウェーな場面に敢えて着物で出掛ける意味〜
先日ご縁あってイタリアの時計ブランドLOCKMAN銀座店の
オープニングレセプションに伺いました。
イタリアのブランドということで、本社からいらっしゃった方々をはじめ
女性はロングドレス率も高く、会場の雰囲気からして、どう見ても着物アウェーな
感じがするこの場面。
気弱な人なら、この場面で着物で乗り込むなんてことはしないでしょうが、
私はこういう場面だからこそ、あえて着物アウェーな場面に、着物で出掛ける。
だって、着物は武器なのですから。
ということで、今回もこの着物を選んだ思考の順序を追ってみます。
まず、今回はアパレル系の華やかな会。
とはいえ、格式ある場所というわけではありません。
なので、先ずは小紋か紬とあたりをつけます。
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次に、洋のブランドで集まる方々の面子を考えると、
オシャレに興味のあるプロの方々である。
なので、古典的なものよりもオシャレ度が高いもの。
ということで、紬の方が良いと判断。
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イタリアのブランドROCKMANのテーマカラーはオレンジで、
比較的ポップな印象。
なので、敢て逆をとってシックな色柄のものの方が断然目立つ。
そして季節は初秋。
ということで、銀杏柄の黒の大島紬に決定。
結果、このようないでたちでございます。
結論。
ナニを着て行ったらいいかと悩んだ時にまず考えたいこと。
それは、主役は誰か(自分がどこまで目立つべきかそうでないのか)
誰のためのどんな会なのか。
そこをまず把握すること。
これが、例えば同じ華やかな席であっても結婚披露宴であれば、
また違った順序であったはずなので。
やっぱりオシャレって楽しー♪